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董
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すみれ
ふりがな文庫
“
董
(
すみれ
)” の例文
董
(
すみれ
)
、
茅花
(
つばな
)
の時分から、苗代、青田、豆の花、
蜻蛉
(
とんぼ
)
、蛍、何でも田圃が
好
(
すき
)
で、殊に二百十日前後は、稲穂の波に、
案山子
(
かかし
)
の船頭。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
廂髪
(
ひさしがみ
)
に
董
(
すみれ
)
色の
袴
(
はかま
)
をはいた女学生もある。校内からは、ピアノの音がゆるやかに聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
姪はまた姪で、お房やお菊のよく歌った「紫におう
董
(
すみれ
)
の花よ」という唱歌を歌い出す。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
董
(
すみれ
)
だの
蒲公英
(
たんぽぽ
)
だのよりも、その他の何よりも、菜の花に執着を持つ、少年の時代から、この花が好きで、野外遠足は、菜の花の多そうなところを選んで歩いたものだ、今でも春の景色と云うと
菜の花
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
量目
(
はかりめ
)
約百万両。
閻浮檀金
(
えんぶだごん
)
十斤也。
緞子
(
どんす
)
、
縮緬
(
ちりめん
)
、
綾
(
あや
)
、
錦
(
にしき
)
、
牡丹
(
ぼたん
)
、
芍薬
(
しゃくやく
)
、菊の花、
黄金色
(
こんじき
)
の
董
(
すみれ
)
、
銀覆輪
(
ぎんぷくりん
)
の、月草、露草。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
高嶺
(
たかね
)
の霞に咲くという、
金色
(
こんじき
)
の
董
(
すみれ
)
の野を、天上
遥
(
はる
)
かに仰いだ風情。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“董”の解説
董(とう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
董
漢検準1級
部首:⾋
12画
“董”を含む語句
骨董物
骨董
骨董屋
骨董品
骨董店
骨董集
董元宰
董仲舒
骨董羹
几董
董卓
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