“すみれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スミレ
語句割合
92.2%
3.9%
菫花1.9%
董花0.6%
菫々菜0.6%
菫草0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
」はモーツァルトの歌曲のうちでも、佳作の一つとされているが、ビクターのオネーギン(一五五六)は豊かな美しさに恵まれる。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
廂髪色のをはいた女学生もある。校内からは、ピアノの音がゆるやかに聞こえた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
かくはかなき身と生れても、流石ひ飾る心をば持ちたるにや、髮平かに結ひ上げて、一束の菫花を揷せるが、額の上に垂れ掛れり。われそのを窺ふに、羞慙あり、慧巧あり。
董花のかほり高きはざる柩の裏に、花瓣の紫に埋もれたるこそあれ。なる黒髮をねて、これにも一束の菫花を揷めり。是れ瞑目せるマリアなりき。
マリアとララとの相たるは驚くべき程なり。さるにても身に襤褸を纏ひて、髮に一束の董花を揷みし乞丐の女の、能くヱネチア第一の美人と美をぶるこそ不思議なれ。
此等の香氣は、明らかに動物の生殖慾の亢昂時に成り立つところの麝香や麞香や、植物の交精時に發する薇薔花香、百合花香、菫々菜花香、ヘリオトロープ花香、茉莉花香等とは異なつたものである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)