“董襲”の読み方と例文
読み方割合
とうしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その結果、部下の陳武は討たれ、董襲とうしゅうは水中に溺れ、そのほか日頃の寵臣も無数に亡き数に入ったのを知って、孫権は声をあげて哭き
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくて、周瑜を大都督に任じ、呂蒙りょもうを先手の大将となし、董襲とうしゅう、甘寧を両翼の副将として、呉軍十万は、長江をさかのぼって江夏こうかへおしよせた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いで。これからだ」と、董襲とうしゅうにもうながし、かねてしめし合わせておいたとおり、決死、敵前に駆け上がるべく、合図の旗を檣頭しょうとうにかかげた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)