“骨董店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こっとうてん92.9%
どうぐや7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころよく赤城下あかぎした骨董店こっとうてんをひやかして、「三円の柳里恭りゅうりきょう」などを物色して来ては自分を誘ってもう一ぺん見に行かれたりした。
夏目漱石先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
昔は狂人をこんな風に残酷に取扱っていたという参考資料として正木先生が柳河やながわ骨董店こっとうてんから買って来られたというお話です。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ウム、しかしこの猪口は買ったのだ。去年の暮におれが仲通の骨董店どうぐやで見つけて来たのだが、あの猪口は金銭おあしで買ったものじゃあないのだ。」
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)