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茅場町
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かやばちやう
ふりがな文庫
“
茅場町
(
かやばちやう
)” の例文
餘事
(
よじ
)
だけれど、
其
(
そ
)
の
大火
(
たいくわ
)
に——
茅場町
(
かやばちやう
)
の
髮結床
(
かみゆひどこ
)
に
平五郎
(
へいごらう
)
と
言
(
い
)
ふ
床屋
(
とこや
)
があつて、
人
(
ひと
)
は
皆
(
みな
)
彼
(
かれ
)
を(
床平
(
とこへい
)
)と
呼
(
よ
)
んだ。——
此
(
これ
)
が
燒
(
や
)
けた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
また
良
(
い
)
いお
医者
(
いしや
)
に
出会
(
であ
)
ふことも有らうから、夫婦で
茅場町
(
かやばちやう
)
の
薬師
(
やくし
)
さまへ
信心
(
しん/″\
)
をして、三七、二十一
日
(
にち
)
断食
(
だんじき
)
をして、
夜中参
(
よなかまゐ
)
りをしたら
宜
(
よ
)
からう。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
所持
(
しよぢ
)
せし事故を糺されしに申口
不分明
(
ふぶんめい
)
故町奉行所へ送りになり入牢申付られたり因て女房は大いに
驚
(
おどろ
)
き己病中なれども夫の罪の
輕
(
かる
)
く濟やうにとて
茅場町
(
かやばちやう
)
の
藥師
(
やくし
)
に
朝參
(
あさまゐ
)
りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
茅場町
(
かやばちやう
)
の
植木店
(
うゑきだな
)
さ。お前さんも江戸かい。」
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何
(
ど
)
うかして
薄
(
うす
)
くとも見えるやうにして
上
(
あ
)
げたいと思つて、
茅場町
(
かやばちやう
)
の
薬師
(
やくし
)
さまへ
願掛
(
ぐわんが
)
けをして、
私
(
わたし
)
は
手探
(
てさぐ
)
りでも
御飯
(
ごぜん
)
ぐらゐは
炊
(
た
)
けますから、
私
(
わたし
)
の
眼
(
め
)
を
潰
(
つぶ
)
しても
梅喜
(
ばいき
)
さんの
眼
(
め
)
を
明
(
あ
)
けて
下
(
くだ
)
さるやう
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“茅場町(日本橋茅場町)”の解説
日本橋茅場町(にほんばしかやばちょう)は、東京都中央区の地名で、旧日本橋区に当たる日本橋地域内である。現行行政地名は日本橋茅場町一丁目から日本橋茅場町三丁目。郵便番号は103-0025。
(出典:Wikipedia)
茅
漢検準1級
部首:⾋
8画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“茅場町”で始まる語句
茅場町薬師堂