トップ
>
舞振
ふりがな文庫
“舞振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まひぶり
50.0%
まいぶり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まひぶり
(逆引き)
……
娘
(
むすめ
)
の
舞振
(
まひぶり
)
は、
然
(
さ
)
ることだが、たれかの
男振
(
をとこぶり
)
は、みゝづくより
苦々
(
にが/\
)
しい。はツはツはツはツ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
夜
(
よ
)
富田
(
とんだ
)
屋の
里栄
(
さとえ
)
は、
起
(
た
)
つて地唄の『雪』を舞つた。仏蘭西の象徴派詩人の作にあるやうな、
幽婉
(
いうゑん
)
な、涙ぐましいこの曲の旋律は、心もち
面窶
(
おもやつ
)
れのした
妓
(
をんな
)
の姿に流れて
撓
(
しな
)
やかな
舞振
(
まひぶり
)
を見せた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
舞振(まひぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
まいぶり
(逆引き)
その時、
漲
(
みなぎ
)
る心の
張
(
はり
)
に、島田の
元結
(
もとゆい
)
ふッつと切れ、肩に崩るる緑の黒髪。水に乱れて、灯に
揺
(
ゆら
)
めき、畳の海は
裳
(
もすそ
)
に澄んで、
塵
(
ちり
)
も
留
(
とど
)
めぬ
舞振
(
まいぶり
)
かな。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いずれにしても、いまのお
舞振
(
まいぶり
)
には、拝見のものが皆、めでたさに、瞼を熱うしたでございましょうな」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舞振(まいぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“舞”で始まる語句
舞
舞台
舞踏
舞妓
舞踏会
舞踊
舞下
舞扇
舞上
舞殿
検索の候補
振舞
起居振舞
立居振舞
大盤振舞
振舞酒
御振舞
立振舞
店振舞
大振舞
餓鬼振舞
“舞振”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
薄田泣菫
泉鏡花
吉川英治