“店振舞”の読み方と例文
読み方割合
たなぶるまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴方の処へはう上れねえが、幸い今日は店振舞たなぶるまいで障子が破れていて仕様がねえから刷毛を借りて来て張る処だ、鳥渡ちょっとうちへ往って蕎麦そばのおはつうを食ってやっておくんなせえ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すぐに本所にまいり、いえを買い取り、樽代を払い、近辺へ店振舞たなぶるまいを致し、其処そこに住み込み、粉炭の俵を前の納屋に運び入れ、これから毎日の粉炭を籠に入れ、味噌漉を中に置き担ぎ歩きながら
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)