“まいぶり”の漢字の書き方と例文
語句割合
舞振100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時、みなぎる心のはりに、島田の元結もとゆいふッつと切れ、肩に崩るる緑の黒髪。水に乱れて、灯にゆらめき、畳の海はもすそに澄んで、ちりとどめぬ舞振まいぶりかな。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「いずれにしても、いまのお舞振まいぶりには、拝見のものが皆、めでたさに、瞼を熱うしたでございましょうな」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)