“まひぶり”の漢字の書き方と例文
語句割合
舞振100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……むすめ舞振まひぶりは、ることだが、たれかの男振をとこぶりは、みゝづくより苦々にが/\しい。はツはツはツはツ。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その富田とんだ屋の里栄さとえは、つて地唄の『雪』を舞つた。仏蘭西の象徴派詩人の作にあるやうな、幽婉いうゑんな、涙ぐましいこの曲の旋律は、心もち面窶おもやつれのしたをんなの姿に流れてしなやかな舞振まひぶりを見せた。
つきでそで一寸ちよつと舞振まひぶり
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)