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興
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た
ふりがな文庫
“
興
(
た
)” の例文
そこより入り
幸
(
い
)
でまして、
走水
(
はしりみづ
)
の海
八
を渡ります時に、その渡の神、浪を
興
(
た
)
てて、御船を
𢌞
(
もとほ
)
して、え進み渡りまさざりき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
癸未
(
みづのとひつじ
)
、皇后
体不予
(
みやまひ
)
したまふ。
則
(
すなは
)
ち皇后の
為
(
た
)
めに
誓願
(
こひねが
)
ひて、初めて薬師寺を
興
(
た
)
つ。
仍
(
よ
)
りて一百の僧を
度
(
いへで
)
せしめたまふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
衞の
霊公陣
(
れいこうじん
)
を孔子に問う。孔子対えて曰く、
俎豆
(
そとう
)
の事は則ち嘗て之を聞けり。軍旅の事は未だ之を学ばざるなりと。明日遂に
行
(
さ
)
る。
陳
(
ちん
)
に在りて糧を絶つ。従者病みて能く
興
(
た
)
つ
莫
(
な
)
し。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
ここに於て
乃
(
すなわ
)
ち
相
(
あい
)
与
(
とも
)
に徒役を発して孔子を野に囲む。(孔子)行くを得ず。糧(粮)を絶つ。従者病みて
興
(
た
)
(起)つ
能
(
あた
)
わず。孔子、講誦弦歌して衰えず。子路
慍
(
いか
)
り
見
(
まみ
)
えて曰く、君子も亦窮するあるか。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“興”の解説
興(こう)または倭 興(わ こう、生没年不詳)は、5世紀中頃(古墳時代中期)の倭王倭王興(日本人名大辞典)。「倭王興」とも倭王興(日本人名大辞典)。
済の子・武の兄で、「倭の五王」の1人。第20代安康天皇に比定する説が有力視されるが、市辺押磐皇子 、木梨軽皇子に比定する説もある。
(出典:Wikipedia)
興
常用漢字
小5
部首:⾅
16画
“興”を含む語句
興味
興奮
感興
遊興
興行
不興
元興寺
清興
酔興
頓興
一興
復興
興趣
中興
即興
細川忠興
興行師
昼興行
勃興
興津
...