“興(こう)” の例文
今日の状態は独り袁(えん)〔世凱(せいがい)〕政府たるがためのみでなく、袁亡(ほろ)んで孫(そん)〔文(ぶん)〕が立とうが、黄(こう)〔興(こう)〕が立とうが、誰が立とうとも同一である。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
觀(み)よと故に八代將軍吉宗(よしむね)公は徳川氏中興(こう)の君と稱(たゝ)へ奉つる程の賢明(けんめい)に在(まし)ませば其下皆其任(にん)に適(かな)はざるなく今般の巡見使松平縫殿頭(ぬひのかみ)殿も藤八お節が訴訟(うつたへ)を一目(もく)して其事僞(いつは)りならざるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
母大(おおい)に驚いて曰く、不可なり、汝が父の興(こう)、毎(つね)に言えり王気(おうき)燕に在りと、それ王者は死せず、燕王は汝の能(よ)く擒(とりこ)にするところにあらざるなり、燕王に負(そむ)いて家を滅することなかれと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)