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脚夫
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きやくふ
ふりがな文庫
“
脚夫
(
きやくふ
)” の例文
さて新道が出来ると
人力
(
じんりき
)
が通る。荷車は
干魚
(
ほしうを
)
などを積んで通る。郵便
脚夫
(
きやくふ
)
が走る。後には
乗合馬車
(
のりあひばしや
)
が通り、
新発田
(
しばた
)
の第十六
聯隊
(
れんたい
)
も通つた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
眞中頃
(
まんなかごろ
)
で、
向岸
(
むかうぎし
)
から
駈
(
か
)
けて
來
(
き
)
た
郵便脚夫
(
いうびんきやくふ
)
と
行合
(
ゆきあ
)
つて、
遣違
(
やりちが
)
ひに
一緒
(
いつしよ
)
になつたが、
分
(
わか
)
れて
橋
(
はし
)
の
兩端
(
りやうはし
)
へ、
脚夫
(
きやくふ
)
はつか/\と
間近
(
まぢか
)
に
來
(
き
)
て、
與吉
(
よきち
)
は
彼
(
か
)
の、
倒
(
たふ
)
れながらに
半
(
なか
)
ば
黄
(
き
)
ばんだ
銀杏
(
いてふ
)
の
影
(
かげ
)
に
小
(
ちひ
)
さくなつた。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
陰気な郵便
脚夫
(
きやくふ
)
のやうに
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
郵便
脚夫
(
きやくふ
)
のうしろから
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“脚”で始まる語句
脚
脚絆
脚気
脚下
脚半
脚立
脚袢
脚色
脚腰
脚本