“行合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆきあ80.0%
いきあは10.0%
ゆきあい10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が結城家に泊り込んだ二日目であったか、赤井さんと弘一君とが、今度事件の起った書斎で話している所へ行合ゆきあわせた。
何者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
卯平うへい村落むらみせものう身體からだゑて煙草たばこかしてところ與吉よきち行合いきあはせることがあつてもとほくのはうから卯平うへいて、ちかづきもしないがらうともしないでる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
と、藤沢遊行寺の陣からこの口へ、一番に立たせておいたおいの新田ノ蔵人七郎氏義を、行合ゆきあい(行逢)がわの本陣へ呼びつけた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)