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肝
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ぎも
ふりがな文庫
“
肝
(
ぎも
)” の例文
「ばかなくらげやい。だれが
自分
(
じぶん
)
で
生
(
い
)
き
肝
(
ぎも
)
を
持
(
も
)
っていくやつがあるものか。
生
(
い
)
き
肝
(
ぎも
)
を
取
(
と
)
られれば
命
(
いのち
)
がなくなるよ。ごめん、ごめん。」
くらげのお使い
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「さい
角
(
かく
)
や
干
(
ほ
)
し
肝
(
ぎも
)
を
削
(
けず
)
る、
薄刃
(
うすば
)
の小刀を、
磨
(
と
)
いでくれと頼まれましてあたしが磨ぎました」
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「やれ、やれ、それはとんだことをしましたねえ。かんじんの
生
(
い
)
き
肝
(
ぎも
)
がなくっては、お
前
(
まえ
)
さんを
竜宮
(
りゅうぐう
)
へ
連
(
つ
)
れて行ってもしかたがない。」
くらげのお使い
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「そうさ、さっきいた
松
(
まつ
)
の木の
枝
(
えだ
)
に
引
(
ひ
)
っかけて
干
(
ほ
)
してあるのさ。
何
(
なに
)
しろ
生
(
い
)
き
肝
(
ぎも
)
というやつは
時々
(
ときどき
)
出
(
だ
)
して、
洗濯
(
せんたく
)
しないと、よごれるものだからね。」
くらげのお使い
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
若
(
わか
)
い
牝狐
(
めぎつね
)
の
生
(
い
)
き
肝
(
ぎも
)
を
取
(
と
)
ってせんじて
飲
(
の
)
ませるよりほかにないということでした。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“肝”の意味
《名詞》
(カン、きも)肝臓。
(カン)東洋医学における五臓のひとつ。
(カン)(古)心。
(きも)広く、内臓全体。
(きも)精神力。度胸。また、精神。意志。
(出典:Wiktionary)
肝
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
“肝”を含む語句
肝要
肝魂
肝臓
肝煎
肝胆
肝癪
肝胆相照
肝入
荒肝
肝玉
肝癪持
肝脳
肝試
肝腎
肝心
度肝
肝腎要
生肝
肺肝
肝膽
...