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聴
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きく
ふりがな文庫
“
聴
(
きく
)” の例文
旧字:
聽
再び高い
梯
(
はしご
)
に昇って元気よく仕事をしていた。松の枝が時々にみしりみしりと
撓
(
たわ
)
んだ。その音を
聴
(
きく
)
ごとに、私は不安に
堪
(
たえ
)
なかった。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
悪人を探す為に善人を迄も疑い、見ぬ振をして
偸
(
ぬす
)
み
視
(
み
)
、聞かぬ様をして偸み
聴
(
きく
)
、人を見れば
盗坊
(
どろぼう
)
と思えちょう
恐
(
おそろし
)
き誡めを職業の虎の巻とし果は疑うに
止
(
とま
)
らで
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
さて狐
善
(
よ
)
く氷を
聴
(
きく
)
と
言
(
いふ
)
事、
酉陽雑俎
(
いうやうざつそ
)
に見ゆ。こは本朝にても今猶
諏訪
(
すは
)
の
湖水
(
こすゐ
)
は狐
渉
(
わたり
)
しを
視
(
み
)
て人
渉
(
わた
)
りはじむ、
和漢
(
わかん
)
相同じ。狐の火を
為
(
な
)
す
説
(
せつ
)
はさま/″\あれどみな
信
(
うけ
)
がたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聴
常用漢字
中学
部首:⽿
17画
“聴”を含む語句
聴聞
聴衆
聴許
聴取
吹聴
聴耳
立聴
聴者
聴診器
聴入
聴手
傾聴
傍聴
謹聴
聴牌
道聴途説
盗聴
拝聴
聴納
聴知
...