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群山
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ぐんざん
ふりがな文庫
“
群山
(
ぐんざん
)” の例文
その上に
前山
(
まえやま
)
、すこし東に
方
(
あた
)
って
朝熊
(
あさま
)
山が見え、それを繋ぐ山と山との肩の間から、
群山
(
ぐんざん
)
を
睥睨
(
へいげい
)
するように、
突兀
(
とっこつ
)
として、剣のような一峰が望まれた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前面
(
ぜんめん
)
の
大手
(
おほて
)
の
彼方
(
かなた
)
に、
城址
(
しろあと
)
の
天守
(
てんしゆ
)
が、
雲
(
くも
)
の
晴
(
は
)
れた
蒼空
(
あをぞら
)
に
群山
(
ぐんざん
)
を
抽
(
ぬ
)
いて、すつくと
立
(
た
)
つ……
飛騨山
(
ひださん
)
の
鞘
(
さや
)
を
払
(
はら
)
つた
鎗
(
やり
)
ヶ
嶽
(
だけ
)
の
絶頂
(
ぜつちやう
)
と、
十里
(
じふり
)
の
遠近
(
をちこち
)
に
相対
(
あひたい
)
して
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その
高原
(
こうげん
)
の一
角
(
かく
)
に立てば、
群山
(
ぐんざん
)
をめぐる雲のうみに、いま、しずもうとしている太陽の
金環
(
きんかん
)
が、ほとんど自分の
視線
(
しせん
)
よりは、ズッと
低目
(
ひくめ
)
なところに見える。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“群山(群山市)”の解説
郡山市
群山市(クンサンし)は、大韓民国全北特別自治道北西部の市。港湾都市として発展。
日本家屋をはじめとし、日本式寺院など日本と関連の深い近代文化遺産が多く残っている。
(出典:Wikipedia)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群禽
群棲