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罪悪
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ざいあく
ふりがな文庫
“
罪悪
(
ざいあく
)” の例文
旧字:
罪惡
あまりの孤独、消しきれない
罪悪
(
ざいあく
)
、迫りくる
恐怖戦慄
(
きょうふせんりつ
)
、——その
苦悶
(
くもん
)
のために気が変になりそうだ、恐ろしかった。
俘囚
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
貧
(
ひん
)
すれば、その間に
罪悪
(
ざいあく
)
が生じて世が乱れるが、
富
(
と
)
めば、
余裕
(
よゆう
)
を生じて人間同士の
礼節
(
れいせつ
)
も
敦
(
あつ
)
くなり、風俗も良くなり、国民の幸福を
招致
(
しょうち
)
することになる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
明るいところに
魔
(
ま
)
の
住
(
す
)
まないごとく、花前のような生活には
虚偽
(
きょぎ
)
罪悪
(
ざいあく
)
などいうものの
宿
(
やど
)
りようがない。
大悟徹底
(
だいごてってい
)
というのがそれか。
絶対的
(
ぜったいてき
)
安心
(
あんしん
)
というのがそれか。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
通
(
とおり
)
を
歩
(
ある
)
きながらもそう
思
(
おも
)
われまいと
微笑
(
びしょう
)
しながら
行
(
い
)
ったり、
知人
(
しりびと
)
に
遇
(
あ
)
いでもすると、
青
(
あお
)
くなり、
赤
(
あか
)
くなりして、あんな
弱者共
(
よわいものども
)
を
殺
(
ころ
)
すなどと、これ
程
(
ほど
)
憎
(
にく
)
むべき
罪悪
(
ざいあく
)
は
無
(
な
)
いなど、
云
(
い
)
っている。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
どんな
幸福
(
こうふく
)
も、これほどの
罪悪
(
ざいあく
)
には
償
(
つぐな
)
わないと
思
(
おも
)
うよ。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
何
(
なん
)
だか
罪悪
(
ざいあく
)
でも
犯
(
おか
)
すやうな
気
(
き
)
がしたので。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
「それもそうだが、カロチ教授さえもきみをにくんでいたよ。きみが草木を切りたおすのが重い
罪悪
(
ざいあく
)
だというんだ」
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
赤鬼青鬼にひったてられて
亡者
(
もうじゃ
)
がこの鏡の前に立つと、亡者
生前
(
せいぜん
)
の
罪悪
(
ざいあく
)
が一遍の映画となって映り出す。この
大魔鏡
(
だいまきょう
)
こそは
航時機
(
タイムマシーン
)
を併用して居る無線遠視器である。
十年後のラジオ界
(新字新仮名)
/
海野十三
、
佐野昌一
(著)
“罪悪(罪悪感)”の解説
罪悪感(ざいあくかん、en: guilt)とは、罪を犯した、悪いことをした、と思う気持ちのことである。
(出典:Wikipedia)
罪
常用漢字
小5
部首:⽹
13画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
“罪悪”で始まる語句
罪悪深重
罪悪者