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績
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うみ
ふりがな文庫
“
績
(
うみ
)” の例文
(ちゞみはくぢらざし三丈を定尺とす)
績
(
うみ
)
はじむるより
織
(
おり
)
おろし
曬
(
さら
)
しあげて
端
(
たん
)
になすまでの
苦心労繁
(
くしんらうはん
)
おもひはかるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一 女は常に
心遣
(
こころづか
)
ひして其身を堅く
謹
(
つつしみ
)
護
(
まもる
)
べし。朝早く起き夜は遅く
寝
(
い
)
ね、昼は
寝
(
いね
)
ずして家の内のことに心を用ひ、
織
(
おり
)
縫
(
ぬい
)
績
(
うみ
)
緝
(
つむぎ
)
怠
(
おこたる
)
べからず。又茶酒
抔
(
など
)
多く
飲
(
のむ
)
べからず。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
(中略)又飯山寺社記には伊弉諾伊弉册の二神日神月神蛭兒素盞嗚等を生給ふ地なるゆへに
産生
(
さんしやう
)
といふと作れり。今は大御堂といへり。秉穗録云、麻績堂は國中の婦人會聚して麻を
績
(
うみ
)
たる所なり云々。
淡路人形座訪問:其の現状と由来
(旧字旧仮名)
/
竹内勝太郎
(著)
婦人が内を治めて家事に心を用い、織縫
績
(
うみ
)
緝
(
つむぎ
)
怠る可らずとは至極の教訓にして、如何にも婦人に至当の務なり。西洋の婦人には
動
(
やや
)
もすれば衣服裁縫の法を知らざる者多し。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
金匁
(
きんせん
)
を
論
(
ろん
)
ぜず、ことさらに
手際
(
てぎは
)
をみせて名をとらばやとて、
績
(
うみ
)
はじめより人の手をからず、
丹精
(
たんせい
)
の
日数
(
ひかず
)
を
歴
(
へ
)
て見事に織おろしたるを、さらしやより母が持きたりしときゝて
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
余
(
よ
)
一年
(
ひとゝせ
)
江戸に
旅宿
(
りよしゆく
)
せし
頃
(
ころ
)
、
或人
(
あるひと
)
いふやう、
縮
(
ちゞみ
)
に用ふる
紵
(
を
)
を
績
(
うむ
)
にはその処の
婦人
(
ふじん
)
誘
(
さそ
)
ひあはせて一家にあつまり、その家にて用ふる
紵
(
を
)
を
績
(
うみ
)
たて此人々たがひにその家をめぐりて
績
(
うむ
)
と
聞
(
きゝ
)
しがいかにといひき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
績
常用漢字
小5
部首:⽷
17画
“績”を含む語句
功績
紡績
成績
麻績
績麻
敗績
紡績織
業績
好成績
治績
苧績
紡績工場
陸績
鐘淵紡績
襞績目
行績
紡績場
麻績堂
績殻
紵績
...