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端
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つま
ふりがな文庫
“
端
(
つま
)” の例文
月あかりに見れば、軒の
端
(
つま
)
にものあり。ともし火を
一八四
捧
(
ささ
)
げて照し見るに、男の髪の
一八五
髻
(
もとどり
)
ばかりかかりて、外には
一八六
露ばかりのものもなし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
長局
(
ながつぼね
)
の一つの入口に、男持ちの扇が落ちていた。扇の
端
(
つま
)
から、月が大きく画いてある物だった。それを拾った女房たちは、おもしろがって、ほかの
局
(
つぼね
)
の女房たちの間を見せまわったあげく
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ながらふる
端
(
つま
)
吹く風の寒き夜にわが
夫
(
せ
)
の君はひとりか
寝
(
ぬ
)
らむ(謝誉女王)
万葉集の恋歌に就て
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
端
(
つま
)
の
反
(
そ
)
り同じ影もつ家どなり
春先
(
はるさき
)
といふに寒き
陽
(
ひ
)
にあり
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
塔の
端
(
つま
)
月明らけしひらら飛ぶ二つ蝙蝠が金の羽の裏
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
塔の
端
(
つま
)
月明らけしひらら飛ぶ二つ蝙蝠が金の羽の裏
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
丹
(
に
)
の
柱
(
はしら
)
黄金甍
(
こがねいらか
)
の
端
(
つま
)
にして
寝陵
(
しんりよう
)
は見ゆ
円
(
まろ
)
き
枯山
(
からやま
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“端”を含む語句
端折
尖端
尻端折
片端
出端
端緒
一端
端正
山端
縁端
端然
端艇
突端
上端
町端
切端
川端
下端
端々
発端
...