“秩父:ちゝぶ” の例文
“秩父:ちゝぶ”を含む作品の著者(上位)作品数
野村胡堂3
三遊亭円朝1
北原白秋1
木下尚江1
本多静六1
“秩父:ちゝぶ”を含む作品のジャンル比率
産業 > 林業 > 林業(児童)100.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
秩父ちゝぶの雪の山颪やまおろし、身を切るばかりにして、戸々こゝに燃ゆる夕食ゆふげ火影ほかげのみぞ、慕はるゝ、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「いや有難い仕儀で……」と謙蔵氏は叮嚀に頭を下げた。「ですが、あなたの方には日高秩父ちゝぶさんといふ立派な書家がいらつしやるぢやありませんか。」
「主人の三七とたつた二人でこの部屋に殘つて居た者、——秩父ちゝぶ山中に育つた獵師の娘」
お前の阿父おつとさんは此の秩父ちゝぶの百姓を助けると云ふので鉄砲にたれたのだが、お前の量見は其れよりも大きいので、如何どんな災難がいて来ようも知れないよ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
○「あ彼方あっちへ逃げて……それから秩父ちゝぶへ出たんで」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
吉彌は十四にしては出來過ぎた方。弟の京之助は五つで何にもわからず、若黨の三次は房州の者で、おしやれで、金づかひの荒い渡り者。爺やの熊吉は秩父ちゝぶの奧から出て來た、山男のやうな親爺です。
秩父ちゝぶ遠山とほやま筑波山つくばやま
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
秩父ちゝぶやま駿河するが甲斐かひ信濃しなの相模さがみ越中えつちゆう越後等えちごなど山中さんちゆうにをり、ややまぶどうをこのんでべてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「尤も、畜生の眞似をするのも無理はありませんよ。あのお辨さんといふ人は、面は綺麗だが、もとをたゞせば秩父ちゝぶ山中で育つた娘で、親は獵師だつたさうですよ——親の因果いんぐわが子にむくいといふぢやありませんか」
「もう一人、江島屋の下男の幹助みきすけ、あれは好い男ですね。色が赤黒くて、恐ろしく達者で、秩父ちゝぶ山中から生捕つて來た熊の子見てえな野郎ですが、無口で無愛想で、お孃さんのお艶に白い齒も見せないのは、あの男ばかりですよ」