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神樂坂上
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かぐらざかうへ
ふりがな文庫
“
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)” の例文
新字:
神楽坂上
遠
(
とほ
)
きその
昔
(
むかし
)
は
知
(
し
)
らず、いまの
男
(
をとこ
)
は、
牛込南榎町
(
うしごめみなみえのきちやう
)
を
東状
(
ひがしざま
)
に
走
(
はし
)
つて、
矢來
(
やらい
)
中
(
なか
)
の
丸
(
まる
)
より、
通寺町
(
とほりてらまち
)
、
肴町
(
さかなまち
)
、
毘沙門前
(
びしやもんまへ
)
を
走
(
はし
)
つて、
南
(
みなみ
)
に
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)
を
走
(
はし
)
りおりて
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
僕
(
ぼく
)
の
知
(
し
)
る
限
(
かぎ
)
りでは、
日本
(
にほん
)
の
麻雀
(
マアジヤン
)
の
發祥地
(
はつしやうち
)
は
例
(
れい
)
の
大震災後
(
だいしんさいご
)
に
松山
(
まつやま
)
省
(
しやう
)
三が
銀座裏
(
ぎんざうら
)
から
移
(
うつ
)
つて一
時
(
じ
)
牛込
(
うしごめ
)
の
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)
に
經營
(
けいえい
)
してゐたカフエ・プランタンがそれらしい。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
尤
(
もつと
)
もいま
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)
の
割烹
(
かつぱう
)
(
魚徳
(
うをとく
)
)の
先代
(
せんだい
)
が(
威張
(
ゐば
)
り)と
呼
(
よ
)
ばれて、「おう、うめえ
魚
(
もの
)
を
食
(
く
)
はねえか」と、
醉
(
よつ
)
ぱらつて
居
(
ゐ
)
るから
盤臺
(
ばんだい
)
は
何處
(
どこ
)
かへ
忘
(
わす
)
れて、
天秤棒
(
てんびんぼう
)
ばかりを
振
(
ふ
)
りまはして
歩行
(
ある
)
いた
頃
(
ころ
)
で。……
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
樂
部首:⽊
15画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“神樂坂”で始まる語句
神樂坂
神樂坂下