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矢來
ふりがな文庫
“矢來”の読み方と例文
新字:
矢来
読み方
割合
やらい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やらい
(逆引き)
遠
(
とほ
)
きその
昔
(
むかし
)
は
知
(
し
)
らず、いまの
男
(
をとこ
)
は、
牛込南榎町
(
うしごめみなみえのきちやう
)
を
東状
(
ひがしざま
)
に
走
(
はし
)
つて、
矢來
(
やらい
)
中
(
なか
)
の
丸
(
まる
)
より、
通寺町
(
とほりてらまち
)
、
肴町
(
さかなまち
)
、
毘沙門前
(
びしやもんまへ
)
を
走
(
はし
)
つて、
南
(
みなみ
)
に
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)
を
走
(
はし
)
りおりて
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
矢來
(
やらい
)
の酒井樣御下屋敷に
紛
(
まぎ
)
れ込んで、昨夜津志田樣の中間の半次が、宵のうちに來たか來なかつたかそれを訊いて貰ひたいよ。若し來たとしたら、
何刻
(
なんどき
)
に來て何刻に歸つたか」
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あ、あれはね(
吼
(
ほ
)
え
按摩
(
あんま
)
)と
云
(
い
)
つてね、
矢來
(
やらい
)
ぢや(
鰯
(
いわし
)
こ)とおんなじに
不思議
(
ふしぎ
)
の
中
(
なか
)
へ
入
(
はひ
)
るんだよ」「ふう」などと
玄關
(
げんくわん
)
で
燒芋
(
やきいも
)
だつたものである。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
矢來(やらい)の例文をもっと
(4作品)
見る
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
來
部首:⼈
8画
“矢來”で始まる語句
矢來町
矢來邊
検索の候補
竹矢來
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泉鏡花
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