“確實(たしか)” の例文
新字:確実
『だが先刻(せんこく)は確實(たしか)に救助(きゆうじよ)を求(もと)むる難破船(なんぱせん)の信號(しんがう)が見(み)えましたか。』と眉(まゆ)に唾(つばき)した。可笑(をか)しい樣(やう)だが船乘人(ふなのり)にはかゝる迷信(めいしん)を抱(いだ)いて居(を)る者(もの)が澤山(たくさん)ある、私(わたくし)は相手(あいて)にせず簡單(かんたん)に
殺たるは私(わたく)しにて馬士を殺し候は平四郎なりと申故シテ松葉屋へ金を預けんとせしは如何なる故ぞと有に源八其儀(そのぎ)は私し共を確實(たしか)に見せ置松葉屋の案内(あんない)大方見定(みさだ)め候間同家の金銀奪取(うばひとら)ん爲故と金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然(しか)し實(じつ)に奇怪(きくわい)な事(こと)ではないか、今(いま)安全信號燈(あんぜんしんがうとう)の輝(かゞや)いて居(を)る邊(へん)の海上(かいじやう)には、確實(たしか)に悲慘(ひさん)なる難破船(なんぱせん)の信號(しんがう)が見(み)えて居(を)つたのに。さては船長(せんちやう)の言(い)ふがごとく私(わたくし)の眼(め)の誤(あやま)りであつたらうか。