トップ
>
石塊
>
せきかい
ふりがな文庫
“
石塊
(
せきかい
)” の例文
と、アンは叫んだが、そのまま速力をゆるめないで
驀進
(
ばくしん
)
した。その辻のところでは、
半壊
(
はんかい
)
の建物から、また、ばらばらと
石塊
(
せきかい
)
がふってきた。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さうしてこれが
通過
(
つうか
)
した
跡
(
あと
)
には
啻
(
たゞ
)
に
火山灰
(
かざんばひ
)
やラピリのみならず、
大
(
おほ
)
きな
石塊
(
せきかい
)
も
混入
(
こんにゆう
)
してゐた。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「
呪
(
のろ
)
わば
穴
(
あな
)
二つだ!」と、
彼
(
かれ
)
は、いいながら、
石塊
(
せきかい
)
を
投
(
な
)
げつけて、一
撃
(
げき
)
のもとに、かえるもとかげももろともに
粉砕
(
ふんさい
)
して、
目
(
め
)
の
前
(
まえ
)
の
忌
(
い
)
まわしい
光景
(
こうけい
)
を
払拭
(
ふっしょく
)
しようと
気
(
き
)
が
焦
(
あせ
)
ったのです。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
棒、
石塊
(
せきかい
)
、刀、
斧
(
おの
)
、その他いろいろな兇器が僕の頭上に降って来た。——僕は
昏倒
(
こんとう
)
した。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いま、
河
(
かわ
)
の
工事
(
こうじ
)
をして、
割
(
わ
)
った
石塊
(
せきかい
)
がたくさんあるのだ。さがせば、いろんな
石
(
いし
)
が
見
(
み
)
つかるよ。
金
(
きん
)
は、
紫色
(
むらさきいろ
)
をしているだろう。ちか、ちか
光
(
ひか
)
る
黄銅鉱
(
おうどうこう
)
と、それに、
方解石
(
ほうかいせき
)
が、いちばん
多
(
おお
)
い。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
進少年は、かねて月の世界には黄金が捨てるほどあると聞いたが、こんな風に地球の
石塊
(
せきかい
)
と同じように、そこら
中
(
じゅう
)
に
無造作
(
むぞうさ
)
に
抛
(
ほう
)
りだしてあるのを見ては、夢に夢みるような心地がした。
月世界探険記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“石塊”の意味
《名詞》
石塊(せっかい / いしくれ / いしころ)
石の塊。
(出典:Wiktionary)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
塊
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“石塊”で始まる語句
石塊道