“せきかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石塊75.0%
石階25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のろわばあな二つだ!」と、かれは、いいながら、石塊せきかいげつけて、一げきのもとに、かえるもとかげももろともに粉砕ふんさいして、まえまわしい光景こうけい払拭ふっしょくしようとあせったのです。
棒、石塊せきかい、刀、おの、その他いろいろな兇器が僕の頭上に降って来た。——僕は昏倒こんとうした。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
己の家族の住んでゐる館、即ちヰマニ家の館は、壁が赤み掛かつた色に塗つてあつた。館から運河に降りる石階せきかいの上の二段は、久しく人に踏まれてびてすべつこくなつてゐた。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
石階せきかいのぼらんとしてわれは少しく躊躇せざるを得ざりき。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)