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いしくれ
ふりがな文庫
“いしくれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石塊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石塊
(逆引き)
偽だ偽だとあざ笑っていた掌中の
石塊
(
いしくれ
)
が、あに図らんや小粒ながらもほんとの
黄金
(
きん
)
だと分ったような大いなる驚異を感じないわけにはゆかなかった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「重ねてそのようなことを言うたら、すぐわしに知らしてくれ、あの
婆
(
ばば
)
めが店さきへ
石塊
(
いしくれ
)
なと打ち込んで、新しい壺の三つ四つも
微塵
(
みじん
)
に打ち砕いてくるるわ」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
切符売場の、テント張りの屋根は
石塊
(
いしくれ
)
で留めてある。あちこちにボロボロの服装をした男女が
蹲
(
うずくま
)
っていたが、どの人間のまわりにも
蠅
(
はえ
)
がうるさく
附纏
(
つきまと
)
っていた。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
いしくれ(石塊)の例文をもっと
(13作品)
見る
“いしくれ”の意味
《名詞》
小石。石のかけら。いしころ。
(出典:Wiktionary)
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