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きかへ
ふりがな文庫
“
着換
(
きかへ
)” の例文
「お二人とも寢卷でした、——お萬さんなどはひどく取亂して居たので、氣が付いてあわてて隣の部屋へ歸つてお
着換
(
きかへ
)
したやうです」
銭形平次捕物控:187 二人娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
貴方
(
あなた
)
何
(
ど
)
うなすつたの」と
御米
(
およね
)
が
氣
(
き
)
を
揉
(
も
)
んで
玄關
(
げんくわん
)
へ
出
(
で
)
た。
宗助
(
そうすけ
)
はすぐ
着物
(
きもの
)
を
脱
(
ぬ
)
いで
洋服
(
やうふく
)
に
着換
(
きかへ
)
ながら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
うむ、ぢやア
行
(
い
)
つて
来
(
く
)
るよ。
是
(
これ
)
から
衣服
(
きもの
)
を
着換
(
きかへ
)
て、
奥
(
おく
)
のお
医者
(
いしや
)
の
許
(
もと
)
へやつて
参
(
まゐ
)
り、
玄関
(
げんくわん
)
へ
掛
(
かゝ
)
つて、甚「お
頼
(
たの
)
ウ
申
(
まうし
)
ます。書生「どーれ、ヤ、
是
(
これ
)
はお
入来
(
いで
)
なさい。甚「エヽ先生は
御退屈
(
ごたいくつ
)
ですか。 ...
八百屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それで
何時
(
いつ
)
もの
通
(
とほ
)
り
何氣
(
なにげ
)
ない
顏
(
かほ
)
をして、
夫
(
をつと
)
に
着物
(
きもの
)
を
着換
(
きかへ
)
さしたり、
洋服
(
やうふく
)
を
疊
(
たゝ
)
んだりして
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助はうん、それから、と云つて、始終面白さうに聞いて居たが、
占者
(
うらなひしや
)
の
所
(
ところ
)
へ
来
(
き
)
たら、本当に可笑しくなつた。やがて
着物
(
きもの
)
を
着換
(
きかへ
)
て、誠太郎を送りながら表へ出て、自分は平岡の
家
(
いへ
)
を
訪
(
たづ
)
ねた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
換
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“着換”で始まる語句
着換場