“きかへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
着替40.0%
着換40.0%
着代10.0%
着更10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たえ子はお春に吩咐いひつけて着替きかへをすると、そのまゝふらりとうちを出た。たとひ良人が今夜は帰るにしても、顔を合せるのも忌々しいやうな気がしてゐた。
復讐 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
貴方あなたうなすつたの」と御米およねんで玄關げんくわんた。宗助そうすけはすぐ着物きものいで洋服やうふく着換きかへながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
着代きかへをすゝむるじやう素振そぶりよ。
焔の后 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
『お衣服めしをお着更きかへになつてから召上めしあがつたら如何いかゞ御座ございます。』とふさは主人の窮屈さうな様子を見て、恐る/\言つた。御気慊ごきげんを取るつもりでもあつた。何故なぜ主人が不気慊ふきげんであるかもほゞ知つて居るので。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)