“きがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
着換53.8%
着替23.1%
着更7.7%
著換7.7%
衣替7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからお父様は、着換きがへだの足袋だの、学校道具だのを風呂敷ふろしきに包んで、愚助に脊負しよはせて、お寺へつれて行きました。それを見た和尚様は、にこにこ笑ひながら
愚助大和尚 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
「おやすみになるのに、お着替きがへがありますか。」といつてくと
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
早く行つて着更きがへをお
魔睡 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
村の家から豊かに煙の立ちのぼるのを見極めると、仁兵衛はいつも著換きがへしてその家に行く。その家には必ず婚礼があつた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「ゆうべ長谷川君と遅く迄話し込んだので僕は朝寝をして仕舞しまつた。衣替きがへをする間待つて居てれ給へ。」「滿谷は起きてるから。彼処あすこで待つて居よう。むかうには煖炉ストオブも消えてないだらうから。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)