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『焔の后』
ふりがな文庫
『
焔の后
(
ほのおのきさい
)
』
気も遠く世も消え/\や 丑三つの森の奥の 白檀ほのにくゆり 木薩地しづき頃ほひ。 魑魅が気夢にふれて 孵りし我かの心地。 皐月闇霊気ばしる 夜半の戸に額を垂れて あゝ堪へ難き胸の狂火。 雛よばふ焼野の雉子の 闇睨む眼かきらに 燃え飛ぶ野火の …
著者
末吉安持
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
へ
)
咽喉
(
のみど
)
火
(
くわ
)
拍手
(
はで
)
情
(
じやう
)
額
(
ぬか
)
白檀
(
びやくたん
)
理想
(
おもひ
)
天
(
あめ
)
御座
(
みくら
)
斎
(
いつ
)
魑魅
(
すだま
)
霊妙
(
いみじ
)
焔
(
ほのほ
)
上下
(
かみしも
)
孵
(
かへ
)
人世
(
じんせ
)
后
(
きさい
)
光明
(
ひかり
)
参
(
まゐ
)
白隼
(
しらはや
)
魄霊
(
なほしび
)
音
(
ね
)
讃歌
(
さんか
)
膏
(
あぶら
)
素振
(
そぶり
)
着代
(
きかへ
)
我
(
われ
)
生命
(
いのち
)
狂火
(
くるひゞ
)
天衣
(
てんね
)
左手
(
ゆんで
)
常虹
(
とこにじ
)