焔の后ほのおのきさい
気も遠く世も消え/\や 丑三つの森の奥の 白檀ほのにくゆり 木薩地しづき頃ほひ。 魑魅が気夢にふれて 孵りし我かの心地。 皐月闇霊気ばしる 夜半の戸に額を垂れて あゝ堪へ難き胸の狂火。 雛よばふ焼野の …