盛徳せいとく)” の例文
る人ぐんをなすは勿論もちろん、事をはりてはこゝかしこにて喜酒よろこびざけえんをひらく。これみな 国君こくくん盛徳せいとく余沢よたくなり。他所にも左義長あれどもまづは小千谷をぢや盛大せいだいとす。
「赤羽君は皆同じところを聴きに来るよって、不思議がっていました。何処だい? って訊いたら、『君子は盛徳せいとくあって、容貌ようぼうなるが如し』ってところさと言いました」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
咸丘蒙かんきゅうもう問いて曰く、語に言う、盛徳せいとくひとは君得て臣とせず、父得て子とせず、舜は南面して立ち、堯は諸侯をひきいて北面してこれに朝せり、瞽瞍こそうまた北面してこれに朝す
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
われこれく、良賈りやうこ(四)ふかざうして・きよなるがごとく、君子くんし盛徳せいとくありて容貌ようばうなるがごとしと。(五)驕氣けうき多欲たよく(六)態色たいしよく(七)淫志いんしとをれ。みなえきし。
る人ぐんをなすは勿論もちろん、事をはりてはこゝかしこにて喜酒よろこびざけえんをひらく。これみな 国君こくくん盛徳せいとく余沢よたくなり。他所にも左義長あれどもまづは小千谷をぢや盛大せいだいとす。