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盛徳
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せいとく
ふりがな文庫
“
盛徳
(
せいとく
)” の例文
観
(
み
)
る人
群
(
ぐん
)
をなすは
勿論
(
もちろん
)
、事をはりてはこゝかしこにて
喜酒
(
よろこびざけ
)
の
宴
(
えん
)
をひらく。これみな
国君
(
こくくん
)
盛徳
(
せいとく
)
の
余沢
(
よたく
)
なり。他所にも左義長あれどもまづは
小千谷
(
をぢや
)
を
盛大
(
せいだい
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「赤羽君は皆同じところを聴きに来るよって、不思議がっていました。何処だい? って訊いたら、『君子は
盛徳
(
せいとく
)
あって、
容貌
(
ようぼう
)
愚
(
ぐ
)
なるが如し』ってところさと言いました」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
咸丘蒙
(
かんきゅうもう
)
問いて曰く、語に言う、
盛徳
(
せいとく
)
の
士
(
ひと
)
は君得て臣とせず、父得て子とせず、舜は南面して立ち、堯は諸侯を
帥
(
ひき
)
いて北面してこれに朝せり、
瞽瞍
(
こそう
)
も
亦
(
また
)
北面してこれに朝す
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
吾
(
われ
)
之
(
これ
)
を
聞
(
き
)
く、
良賈
(
りやうこ
)
は
(四)
深
(
ふか
)
く
藏
(
ざう
)
して・
虚
(
きよ
)
なるが
若
(
ごと
)
く、
君子
(
くんし
)
は
盛徳
(
せいとく
)
ありて
容貌
(
ようばう
)
愚
(
ぐ
)
なるが
若
(
ごと
)
しと。
子
(
し
)
の
(五)
驕氣
(
けうき
)
と
多欲
(
たよく
)
と
(六)
態色
(
たいしよく
)
と
(七)
淫志
(
いんし
)
とを
去
(
さ
)
れ。
是
(
こ
)
れ
皆
(
みな
)
子
(
し
)
の
身
(
み
)
に
益
(
えき
)
無
(
な
)
し。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
観
(
み
)
る人
群
(
ぐん
)
をなすは
勿論
(
もちろん
)
、事をはりてはこゝかしこにて
喜酒
(
よろこびざけ
)
の
宴
(
えん
)
をひらく。これみな
国君
(
こくくん
)
盛徳
(
せいとく
)
の
余沢
(
よたく
)
なり。他所にも左義長あれどもまづは
小千谷
(
をぢや
)
を
盛大
(
せいだい
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“盛徳”の意味
《名詞》
立派な徳。優れた徳。
(出典:Wiktionary)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“盛”で始まる語句
盛
盛大
盛夏
盛岡
盛装
盛遠
盛花
盛返
盛上
盛綱