“せいとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盛徳45.5%
生得27.3%
成徳18.2%
正徳9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「赤羽君は皆同じところを聴きに来るよって、不思議がっていました。何処だい? って訊いたら、『君子は盛徳せいとくあって、容貌ようぼうなるが如し』ってところさと言いました」
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
かれ學生時代がくせいじだい壯年さうねんごろでも、生得せいとくあま壯健さうけん身體からだではかつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
その頃、成徳せいとく軍のそつ王武俊おうぶしゅんという大将があった。
正徳せいとく十五年七峯が蘭亭らんていいにしえのように修禊しゅうけいの会をした時は、唐六如とうりくじょが図をつくり、兼ねて長歌を題した位で、孫氏は単に大富豪だったばっかりでなかったのである。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)