“蘭亭”の読み方と例文
読み方割合
らんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正徳せいとく十五年七峯が蘭亭らんていいにしえのように修禊しゅうけいの会をした時は、唐六如とうりくじょが図をつくり、兼ねて長歌を題した位で、孫氏は単に大富豪だったばっかりでなかったのである。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ながめ千町せんちょう田面たのものみどりになびく風に凉みてしばらくいきをのぶとぞ聞えし又物部もののべおきな牛込うしごめにいませし頃にやありけん南郭なんかく春台しゅんだい蘭亭らんていをはじめとしてこのほとりの十五景を
「このおちゃには、蘭亭らんていしろいらんのはなはいっていますよ。」と、こたえました。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)