成徳せいとく)” の例文
濂又曰く、いにしえわゆる体道たいどう成徳せいとくの人、先生誠に庶幾焉ちかしと。けだし濂が諛墓ゆぼの辞にあらず。孝孺は此の愚庵先生第二子として生れたり。天賦てんぷも厚く、庭訓ていきんも厳なりしならん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その頃、成徳せいとく軍のそつ王武俊おうぶしゅんという大将があった。