“皴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅん40.0%
しゆん40.0%
しわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いしみな奇状両岸に羅列す、あるい峙立じりつして柱のごとく、或は折裂せつれつして門のごとく、或は渇驥かっきの間に飲むが如く、或は臥牛がぎゅうの道に横たわる如く、五色ごしき陸離りくりとして相間あいまじわり、しゅんおおむね大小の斧劈ふへき
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
或は渇驥かつきの澗に飲むが如く、或は臥牛の道に横たはる如く、五色陸離として相まじはり、しゆん率ね大小の斧劈を作す、も荷葉披麻を作すものあり、波浪を濯ふて以て出づ、交替去来、応接に暇あらず
日本ライン (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのきあげられたかた衣物きものしわすこつて身體からだ確乎しつかとさせてせる。あらはれたうでにはこん手刺てさし穿うがたれてある。やうやあついとうておつぎはしろ菅笠すげがさいたゞいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)