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陸離
ふりがな文庫
“陸離”の読み方と例文
読み方
割合
りくり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りくり
(逆引き)
余の病中に、
空漠
(
くうばく
)
なる余の頭に
陸離
(
りくり
)
の光彩を
抛
(
な
)
げ
込
(
こ
)
んでくれたジェームス教授も余の知らない間にいつか死んでいた。二人に謝すべき余はただ一人生き残っている。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
石
(
いし
)
皆
(
みな
)
奇状両岸に羅列す、
或
(
あるい
)
は
峙立
(
じりつ
)
して柱の
若
(
ごと
)
く、或は
折裂
(
せつれつ
)
して門の
如
(
ごと
)
く、或は
渇驥
(
かっき
)
の間に飲むが如く、或は
臥牛
(
がぎゅう
)
の道に横たわる如く、
五色
(
ごしき
)
陸離
(
りくり
)
として
相間
(
あいまじ
)
わり、
皴
(
しゅん
)
率
(
おおむ
)
ね大小の
斧劈
(
ふへき
)
を
作
(
な
)
す
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
僧侶の勝れた布教があって、
陸離
(
りくり
)
たる光彩を放つものである。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
陸離(りくり)の例文をもっと
(4作品)
見る
“陸離”の意味
《名詞》
光が分散、入り乱れて美しく輝くさま。
(出典:Wiktionary)
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“陸”で始まる語句
陸
陸奥
陸尺
陸地
陸奥守
陸続
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陸上
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坂口安吾