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皴
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しゅん
ふりがな文庫
“
皴
(
しゅん
)” の例文
石
(
いし
)
皆
(
みな
)
奇状両岸に羅列す、
或
(
あるい
)
は
峙立
(
じりつ
)
して柱の
若
(
ごと
)
く、或は
折裂
(
せつれつ
)
して門の
如
(
ごと
)
く、或は
渇驥
(
かっき
)
の間に飲むが如く、或は
臥牛
(
がぎゅう
)
の道に横たわる如く、
五色
(
ごしき
)
陸離
(
りくり
)
として
相間
(
あいまじ
)
わり、
皴
(
しゅん
)
率
(
おおむ
)
ね大小の
斧劈
(
ふへき
)
を
作
(
な
)
す
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
右の草履が
碾磑
(
ひきうす
)
の飛石を一つ踏んで、左の草履が麻の葉のような
皴
(
しゅん
)
のある鞍馬の
沓脱
(
くつぬぎ
)
に上がる。お雪さんの体がしなやかに
一捩
(
ひとねじ
)
り捩られて、長い書生羽織に包まれた腰が蹂口に卸された。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
皴
漢検1級
部首:⽪
12画
“皴”を含む語句
皴法
壁皴
皴折
皴枯
皴波
皴点
皴皺