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牛
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ぎう
ふりがな文庫
“
牛
(
ぎう
)” の例文
「三田さんは御酒でしたね。
牛肉
(
にく
)
ですか、かしわですか。かしわの方がいゝでせう。
牛
(
ぎう
)
は臭くていやだねえ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「
何
(
なに
)
別
(
べつ
)
に
是
(
これ
)
といふ
理由
(
わけ
)
もなかつたのだけれども、——つい
彼所
(
あすこ
)
いらで
牛
(
ぎう
)
が
食
(
く
)
ひたくなつた
丈
(
だけ
)
の
事
(
こと
)
さ」
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
明星の
夕
(
ゆふべ
)
はやがて月の夜となりぬ。ホテルの下に泉あり。清冽の水滾々と湧き、小川をなして流る。甕の婦人来り、牧夫来り、
牛
(
ぎう
)
、
羊
(
やう
)
、
驢
(
ろ
)
、
馬
(
ば
)
、
駱駝
(
らくだ
)
、首さしのべて月下に飲む。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
僕の寝小便がなかなか直らぬので、
牛
(
ぎう
)
が好い、
馬
(
ば
)
が好い、
犬
(
いぬ
)
が好いなどと教へて呉れるものがあつたが、父はわざわざ町まで行つて、朝鮮
人蔘
(
にんじん
)
二三本買つて来てくれたことをおぼえて居る。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「牛鍋作るべ、
牛
(
ぎう
)
好きやろ。砂糖うんといれてさ。」
命
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
兄達五六人の若者は夜業の
藁為事
(
わらしごと
)
が済んでからそれを煮て食つた。兄は爆発為掛の
旨
(
うま
)
く行つたことを得意に話しながら、どうも少し臭くて駄目だな。
牛
(
ぎう
)
よりも旨くないな。こんなことを話した。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“牛”の意味
《名詞》
(うし)家畜の一種。
(うし、ギュウ)牛肉。
(出典:Wiktionary)
“牛(
ウシ
)”の解説
ウシ(牛)は、哺乳綱鯨偶蹄目ウシ科ウシ亜科の動物である。野生のオーロックスが、人類によって家畜化されて生まれた。但し、アメリカ哺乳類学会では、ウシ、オーロックス、コブウシをそれぞれ独立した種として分類している。
(出典:Wikipedia)
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“牛”を含む語句
蝸牛
牛車
牛肉
牛乳
牛酪
牛乳屋
白牛
闘牛場
牛蒡
牡牛
牛頭
牛馬
牛屋
牛津
牛糞
牛舎
乳牛
闘牛
牝牛
牛飼
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