“白牛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろうし33.3%
はくぎう16.7%
はくぎゅう16.7%
はくぎゆう16.7%
びゃくぎゅう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、きのこる鬱金香うこんかうれててたる白牛しろうし
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
程遠からぬ青草のまきに伏したる白牛はくぎう
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
鼻は長蛇ちょうだのごとくきばたかんなに似たり。牛魔王堪えかねて本相をあらわし、たちまち一匹の大白牛はくぎゅうたり。頭は高峯こうほうのごとく眼は電光のごとく双角は両座の鉄塔に似たり。
程遠からぬ青草の牧に伏したる白牛はくぎゆう
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
「伺わなくても露地ろじ白牛びゃくぎゅうを見ればすぐ分るはずだが」と、何だか通じない事を云う。寒月君はねぼけてあんな珍語をろうするのだろうと鑑定したから、わざと相手にならないで話頭を進めた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)