“爛(たゞら)” の例文
寄(よ)れば触(さは)れば高慢(かうまん)の舌(した)爛(たゞら)してヤレ沙翁(シヱークスピーヤ)は造化(ざうくわ)の一人子(ひとりご)であると胴羅魔声(どらまごゑ)を振染(ふりしぼ)り西鶴(さいくわく)は九皐(きうかう)に鳶(とんび)トロヽを舞(ま)ふと飛(と)ンだ通(つう)を抜(ぬ)かし
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
その時ベルナルドオは忽ち聲朗かに歌ひはじめたり。少女は聲をしるべに隣の亭に入りぬ。衣(きぬ)の戰(そよ)ぎと共に接吻の聲我耳を襲へり。此聲は我心を焦(こが)し爛(たゞら)かせり。