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爆音
ふりがな文庫
“爆音”の読み方と例文
読み方
割合
ばくおん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばくおん
(逆引き)
二どめの
爆音
(
ばくおん
)
とともに、ふたつに
裂
(
さ
)
けた
望楼台
(
ぼうろうだい
)
は、そのとき、まっ黒な
濛煙
(
もうえん
)
と、
阿鼻叫喚
(
あびきょうかん
)
をつつんで、
大紅蓮
(
だいぐれん
)
を
噴
(
ふ
)
きだした殿堂のうえへぶっ倒れた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其
(
そ
)
の
間近
(
まぢか
)
な
火
(
ひ
)
は
樹
(
き
)
に
隱
(
かく
)
れ、
棟
(
むね
)
に
伏
(
ふせ
)
つて、
却
(
かへ
)
つて、
斜
(
なゝめ
)
の
空
(
そら
)
はるかに、
一柱
(
いつちう
)
の
炎
(
ほのほ
)
が
火
(
ひ
)
を
捲
(
ま
)
いて
眞直
(
まつすぐ
)
に
立
(
た
)
つた。
續
(
つゞ
)
いて、
地軸
(
ちぢく
)
も
碎
(
くだ
)
くるかと
思
(
おも
)
ふ
凄
(
すさま
)
じい
爆音
(
ばくおん
)
が
聞
(
きこ
)
えた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
はっと
心臓
(
しんぞう
)
を
刺
(
さ
)
されたようにびっくりしたときは、
非常
(
ひじょう
)
な
爆音
(
ばくおん
)
とともに、もう
火
(
ひ
)
は
彼
(
かれ
)
を
包
(
つつ
)
んでいました。
火を点ず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
爆音(ばくおん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“爆音”の意味
《名詞》
爆音(ばくおん)
爆発による音。
内燃機関で気化した燃料が爆発、排気されるときの音。
(出典:Wiktionary)
“爆音”の解説
爆音(ばくおん)とは、爆発によって発生する音(爆発音)、ないし爆発音に等しいほどの音圧を持つ大きな音のことである。
なお「迷惑な大きな音」(環境問題や社会問題)に関しては騒音の項を参照。
(出典:Wikipedia)
爆
常用漢字
中学
部首:⽕
19画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“爆”で始まる語句
爆
爆発
爆弾
爆薬
爆竹
爆發
爆破
爆裂彈
爆竹左義長
爆風
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