トップ
>
燥立
>
いらだ
ふりがな文庫
“
燥立
(
いらだ
)” の例文
が、
又
(
また
)
直
(
たゞち
)
に
自分
(
じぶん
)
の
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
聽
(
き
)
く
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
い、
其
(
そ
)
の
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が
解
(
わか
)
るものは
無
(
な
)
いとでも
考
(
かんが
)
へ
直
(
なほ
)
したかのやうに
燥立
(
いらだ
)
つて、
頭
(
あたま
)
を
振
(
ふ
)
りながら
又
(
また
)
歩
(
ある
)
き
出
(
だ
)
す。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
長二が黙って
打
(
ぶ
)
たれて居りますから、恒太郎は
燥立
(
いらだ
)
ちて、側に落ちている才槌を取って打擲ろうと致しますに、お政が驚いて其の手に
縋
(
すが
)
りついて
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
が、また
直
(
ただち
)
に
自分
(
じぶん
)
の
云
(
い
)
うことを
聴
(
き
)
く
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
い、その
云
(
い
)
うことが
解
(
わか
)
るものは
無
(
な
)
いとでも
考
(
かんが
)
え
直
(
なお
)
したかのように
燥立
(
いらだ
)
って、
頭
(
あたま
)
を
振
(
ふ
)
りながらまた
歩
(
ある
)
き
出
(
だ
)
す。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
町
(
まち
)
の
人々
(
ひと/″\
)
の
事
(
こと
)
は
彼
(
かれ
)
は
毎
(
いつ
)
も
輕蔑
(
けいべつ
)
して、
無教育
(
むけういく
)
の
徒
(
と
)
、
禽獸的生活
(
きんじうてきせいくわつ
)
と
罵
(
のゝし
)
つて、テノルの
高聲
(
たかごゑ
)
で
燥立
(
いらだ
)
つてゐる。
彼
(
かれ
)
が
物
(
もの
)
を
言
(
い
)
ふのは
憤懣
(
ふんまん
)
の
色
(
いろ
)
を
以
(
もつ
)
てせざれば、
欣喜
(
きんき
)
の
色
(
いろ
)
を
以
(
もつ
)
て、
何事
(
なにごと
)
も
熱心
(
ねつしん
)
に
言
(
い
)
ふのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
町
(
まち
)
の
人々
(
ひとびと
)
のことは
彼
(
かれ
)
はいつも
軽蔑
(
けいべつ
)
して、
無教育
(
むきょういく
)
の
徒
(
と
)
、
禽獣的生活
(
きんじゅうてきせいかつ
)
と
罵
(
ののし
)
って、テノルの
高声
(
たかごえ
)
で
燥立
(
いらだ
)
っている。
彼
(
かれ
)
が
物
(
もの
)
を
言
(
い
)
うのは
憤懣
(
ふんまん
)
の
色
(
いろ
)
を
以
(
もっ
)
てせざれば、
欣喜
(
きんき
)
の
色
(
いろ
)
を
以
(
もっ
)
て、
何事
(
なにごと
)
も
熱心
(
ねっしん
)
に
言
(
い
)
うのである。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
燥
常用漢字
中学
部首:⽕
17画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“燥”で始まる語句
燥
燥々
燥気
燥烈
燥急
燥氣
燥焦