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燥気
読み方 | 割合 |
いきれ | 33.3% |
いらいら | 33.3% |
そうき | 33.3% |
緑
濃かに
生茂れる庭の木々の
軽々なる
燥気と、近き
辺に有りと有る花の
薫とを
打雑ぜたる夏の初の大気は、
太だ
慢く動きて、その間に
旁午する
玄鳥の声
朗に、
幾度か返しては
遂に往きける跡の
垣穂の
始終興奮して、
燥気して、
瞹眛なある
待つことで
気が
張っている
様子。
されども水あるところ湿気無き
能わず、火あるところは
燥気無き能わず、六月に至りて燕山の護衛百戸
倪諒というもの変を
上り、燕の
官校于諒周鐸等の陰事を告げゝれば、二人は
逮えられて
京に至り