“燥立”の読み方と例文
読み方割合
いらだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、またたゞち自分じぶんことものい、ことわかるものはいとでもかんがなほしたかのやうに燥立いらだつて、あたまりながらまたあるす。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
長二が黙ってたれて居りますから、恒太郎は燥立いらだちて、側に落ちている才槌を取って打擲ろうと致しますに、お政が驚いて其の手にすがりついて
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
が、またただち自分じぶんうことをものい、そのうことがわかるものはいとでもかんがなおしたかのように燥立いらだって、あたまりながらまたあるす。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)