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為
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せい
ふりがな文庫
“
為
(
せい
)” の例文
旧字:
爲
その上に御面相の振わないのを自覚していた
為
(
せい
)
であろうが、男と交際していてもお勢のような coquettish な容子は少しもなかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
彼
(
かれ
)
は
前
(
まえ
)
のように八
時
(
じ
)
に
起
(
お
)
きて、
茶
(
ちゃ
)
の
後
(
のち
)
は
直
(
すぐ
)
に
書物
(
しょもつ
)
を
楽
(
たの
)
しんで
読
(
よ
)
んでいたが、この
頃
(
ごろ
)
は
新
(
あたら
)
しい
書物
(
しょもつ
)
も
買
(
か
)
えぬので、
古本
(
ふるほん
)
ばかり
読
(
よ
)
んでいる
為
(
せい
)
か、
以前程
(
いぜんほど
)
には
興味
(
きょうみ
)
を
感
(
かん
)
ぜぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
音楽も同様である。西洋音楽のいいのを聞いたら
如何
(
どう
)
か知らぬが、私は今までそう云う西洋音楽を聞いた事の無い
為
(
せい
)
か、
未
(
ま
)
だ一度も良い書画を見る位の心持さえ起した事は無い。
文士の生活:夏目漱石氏-収入-衣食住-娯楽-趣味-愛憎-日常生活-執筆の前後
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
“為”を含む語句
所為
行為
何為
為合
無為
御為
徒為
為替
為様
有為
作為
以為
人為
為出
為立
為掛
為難
当為
為事
為方
...