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泉
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せん
ふりがな文庫
“
泉
(
せん
)” の例文
閩
(
みん
)
の
王審知
(
おうしんち
)
はかつて
泉
(
せん
)
州の
刺史
(
しし
)
(州の長官)でありましたが、州の北にある
桃林
(
とうりん
)
という村に、唐末の
光啓
(
こうけい
)
年中、一種の不思議が起りました。
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
思うに、ここの味方内から離反者が
簇出
(
ぞくしゅつ
)
したばかりでなく、
摂
(
せつ
)
、
河
(
か
)
、
泉
(
せん
)
いったいにわたる
日和見
(
ひよりみ
)
的な武族もまた
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの『
葬式
(
とむらい
)
機関車』の『オサ
泉
(
せん
)
』が、いつも花環を買う店は何処だと訊いて見たら、直ぐ機関庫の裏手附近の、H市の裏町にある
十方舎
(
じっぽうしゃ
)
と呼ぶ葬具屋である事が判ったんだ。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
「
貴方
(
あなた
)
のとこの
泉
(
せん
)
ちゃんには、よく
逢
(
あ
)
いますよ」
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
泉
(
せん
)
州の人が或る夜、ともしびの前で自分の影をみかえると、壁に映っているのは自分の形でなかった。
中国怪奇小説集:17 閲微草堂筆記(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
この間、かれの
馬蹄
(
ばてい
)
のめぐり歩いた地は、
摂
(
せつ
)
、
河
(
か
)
、
泉
(
せん
)
、
和
(
わ
)
の四州にわたっている。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
めぐって、兄弟
相背
(
あいそむ
)
くようなことはしてくれるなよ。汝ら、家の名をはずかしめ、義にそむくようなことがあると、孫策のたましいは、九
泉
(
せん
)
の
下
(
もと
)
にいても、誓ってゆるさぬぞ。……ああ!
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“泉”の解説
泉(いずみ)は、水が地中から自然にわき出ているところのことである。「湧泉(ゆうせん)」、「湧水」とも呼ぶ。
人とのつながりについて説明する場合には「泉」という用語が使われ、物理的現象として説明する場合には「湧水」という用語が使われる事が多い。
水は人の生活に不可欠であることから、世界中で泉に関連して名づけられた地名は多い。
また、泉を御神体としている寺院も多い。
(出典:Wikipedia)
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
“泉”を含む語句
温泉
黄泉
温泉宿
温泉場
林泉
泉水
冷泉
和泉屋
泉殿
上泉伊勢守
黄泉比良坂
温泉嶽
温泉町
湯泉
黄泉国
鉱泉
小泉
黄泉戸喫
黄泉神
噴泉
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