殘忍ざんにん)” の例文
新字:残忍
後世こうせい地上ちじやうきたるべき善美ぜんびなる生活せいくわつのこと、自分じぶんをして一ぷんごとにも壓制者あつせいしや殘忍ざんにん愚鈍ぐどんいきどほらしむるところの、まど鐵格子てつがうしのことなどである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
おう)とは殘忍ざんにんなる乞丐きつかい聚合しうがふせる一團體いちだんたいなることは、此一このいちしてもきのみ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
歩いて行き乍ら、彼が烈しく殘忍ざんにんにきつと見つめてゐるらしい見えざるものそれを私は見たいと思つた。彼がその力と對抗し抵抗してゐるらしいその思ひを感じ度いと思つた。
時刻じこく時刻じこくゆゑ、おれこゝろ殘忍ざんにん兇暴きょうばうゑたるとら鳴渡なりわた荒海あらうみよりもたけしいぞよ。
あの殘忍ざんにんなラグウ料理の後に、その代りとしてこの人を欲したのです。