“ざんにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
残忍64.5%
惨忍19.4%
殘忍12.9%
慘忍3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう思(おも)った瞬間(しゅんかん)、いままでの頭(あたま)の中(なか)のなごやかなまぼろしは消(き)えてしまって、そこには、残忍(ざんにん)な、血(ち)なまぐさい光景(こうけい)が、ありありと浮(う)かびました。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
お互に生存の安全を得やうといふんで、惡狡(わるごす)く、すばしこく立廻(たちまわ)ツて、そりや惨忍(ざんにん)なもんだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
(應(おう))とは殘忍(ざんにん)なる乞丐(きつかい)の聚合(しうがふ)せる一團體(いちだんたい)の名(な)なることは、此一(このいち)を推(お)しても知(し)る可(べ)きのみ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
從ツて慘忍(ざんにん)を極め辛辣を極めて、殆んど何物(なにもの)も眼(がん)中に置かず、眞箇(まツたく)シヤイロツク的人物となツて了ふ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)