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書體
読み方 | 割合 |
しよたい | 50.0% |
しよてい | 50.0% |
宗助は
好い
加減な
頃を
見計らつて、
丁寧に
禮を
述べて
元の
席に
復した。
主人も
蒲團の
上に
直つた。さうして、
今度は
野路や
空云々といふ
題句やら
書體やらに
就いて
語り
出した。
何心なく
散りと見るに見知りたる
書體と云ひ夫幸之進が印形に
似たる故主人より
借りて
熟々見るに田原源八小笠原佐七後藤平四郎と云ふ名前にて
夫の
印形は平四郎と云ふ名の下に
捺て有り偖は此者こそ
本夫を