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斃
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たほ
ふりがな文庫
“
斃
(
たほ
)” の例文
饑饉
(
ききん
)
でみんな貧乏人が
斃
(
たほ
)
れて死んでしまふといふ時、お倉にお米や、お金が沢山ある人になつてゝ、みんなにどん/\施しをして
遣
(
や
)
るといふ様なのわ。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
鳥類ならば一發の石鏃の爲に
斃
(
たほ
)
るることも有るべけれど、
鹿
(
しか
)
猪
(
しし
)
の如き
獸類
(
じうるゐ
)
は中々彼樣の法にて死すべきにあらず。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
而
(
しか
)
して
後
(
のち
)
に
或
(
ある
)
義士
(
ぎし
)
の
一撃
(
いちげき
)
に
斃
(
たほ
)
れたりと
書
(
か
)
かば
事理分明
(
じりぶんめい
)
にして
面白
(
おもしろ
)
かるべしと
雖
(
いへども
)
、
罪
(
つみ
)
と
罰
(
ばつ
)
の
殺人罪
(
さつじんざい
)
は、この
規矩
(
きく
)
には
外
(
はづ
)
れながら、なほ
幾倍
(
いくばい
)
の
面白味
(
おもしろみ
)
を
備
(
そな
)
へてあるなり。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
其
(
その
)
秘密
(
ひみつ
)
を
侵
(
おか
)
さゞる
範圍内
(
はんゐない
)
に
於
(
おい
)
て
略言
(
りやくげん
)
すると、
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は
全艇
(
ぜんてい
)
の
長
(
なが
)
さ百三十
呎
(
ヒート
)
六
吋
(
インチ
)
、
幅員
(
ふくいん
)
は
中部横斷面
(
ちゆうぶわうだんめん
)
に
於
(
おい
)
て二十二
呎
(
ヒート
)
七
吋
(
インチ
)
、
艇
(
てい
)
の
形
(
かたち
)
は、
恰
(
あだか
)
も
南印度
(
みなみインド
)
の
蠻人
(
ばんじん
)
が、
一撃
(
いちげき
)
の
下
(
もと
)
に
巨象
(
きよざう
)
を
斃
(
たほ
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
斃
漢検1級
部首:⽁
18画
“斃”を含む語句
斃死
射斃
斃馬
斃鼠
共斃
双斃
噬斃
打斃
斃死者
相斃
行斃